リラードは4年約211億円、マレーは5年約183億円の高額契約
7月1日(現地時間6月30日)、2018-19シーズンに所属チームをけん引した2選手が、マックス額で契約延長に合意したと複数の現地メディアが報じた。
まずはポートランド・トレイルブレイザーズのエース、デイミアン・リラード。キャリア7シーズン目を終えたリラードは、2020-21シーズンまで契約が残っているものの、翌21-22シーズン以降で4年1億9,600万ドル(約211億6,800万円)というスーパーマックス契約を締結。
リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、契約の最終年となる24-25シーズンの5,430万ドル(約58億6,440万円)はプレーヤーオプションになるという。
ブレイザーズ一筋7シーズンをプレーしたリラードは、昨季終了時点で通算1万2,909得点でフランチャイズ史上2位にランクイン。歴代1位のクライド・ドレクスラー(元ブレイザーズほか/1万8,040得点)まで、5,131得点に迫っている。
そして昨季デンバー・ナゲッツの13年以来初となるプレーオフ進出に大きく貢献したジャマール・マレーが、ナゲッツと5年1億7,000万ドル(約183億6,000万円)のマックス契約に合意したと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。
キャリア3シーズン目となった昨季、マレーは75試合に出場し、平均18.2得点4.2リバウンド4.8アシストをマーク。自身初となったプレーオフでも、平均21.3得点4.4リバウンド4.7アシスト1.0スティールを挙げる活躍でカンファレンス・ファイナル進出まであと1勝に迫ったチームをけん引。
ナゲッツは昨年マックス契約を結んだニコラ・ヨキッチに次いで、チームの核となるマレーとも長期契約を結ぶことに成功している。