2018.12.31

ここ2試合で77得点を荒稼ぎしたジャマール・マレー「それが僕のすごいところ」

年末の2試合で77得点と爆発したマレー。ナゲッツも2連勝で2018年を終えた[写真]=Getty Images
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高確率でショットを決め続けたサンズ戦で今季2度目の40得点超えを記録

 キャリア3シーズン目の今季、デンバー・ナゲッツジャマール・マレーはチームトップの平均18.6得点に加えて4.6リバウンド4.9アシストの好成績を残している。

 12月に入ってからはショット成功率がダウンしていたものの、29日(現地時間28日)のサンアントニオ・スパーズ戦で31得点、30日(同29日)のフェニックス・サンズ戦では今季2度目の40得点超えとなる46得点の大活躍。

 マレーはここ2試合で計77得点を荒稼ぎし、チームも2連勝で2018年のゲームを終えた。特にサンズ戦で、マレーはフィールドゴール24投中16本、3ポイント11投中9本を成功。フィールドゴール成功率66.7パーセント、3ポイント成功率81.8パーセントと驚異的な成功率を残している。

 サンズ戦では右足首を痛めていた中、「あまり動かないようにプレーした。自分のショットを信じてたから」と試合後に『AP』へ明かしたマレー。ナゲッツはケガ人続出によってロースターの変更を余儀なくされてきた中、ここまで全34試合に出場している点も評価すべきだろう。

ウエスト首位のナゲッツでトップスコアラーとして活躍するマレー[写真]=Getty Images

 ショット全般の成功率ダウンからここ2試合で一気に巻き返したマレーは、地元メディア『The Denver Post』へこう語っている。

 「それが僕の最もすごいところ。シーズンを通して(ショット成功率が)落ち続けることはないんだ。もしダウンし始めたとしても、ここ2試合のようにたくさん決めるようにしようとしているのさ」とマレーは言う。

 ナゲッツの大黒柱で全34試合に出場中のニコラ・ヨキッチは、そんなマレーに全幅の信頼を置いている。

 「僕が常に言ってるのは、彼のことをストップすることなんて誰にもできないということ。実際、今夜(対サンズ戦)の彼は僕に『いいか、俺にボールを渡すんだ。今日の俺は本当にいい感じなんだ』って感じで話してきた。だから僕は彼にボールを渡したのさ」。

 ウエスタン・カンファレンストップの23勝11敗で2018年を終えたナゲッツ。来年1月2日(同1日)のニューヨーク・ニックス戦まで中2日あるため、十分に身体のケアをし、休息を取って来年を迎えてほしいところだ。

好調ナゲッツのけん引役として目覚ましい活躍を見せているマレー(左)とヨキッチ(右)[写真]=Getty Images

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