注目ルーキーによる激突が日本時間6日に実現、比江島とのマッチアップも期待
7月3日(現地時間2日)、今年のドラフト1巡目3位でニューヨーク・ニックスから指名されたRJ・バレットがルーキー契約にサインし、正式にニックスの一員となった。
6日(同5日)から幕を開ける「MGM Resorts NBAサマーリーグ」(以降、サマーリーグ)で、バレット擁するニックスは、初戦でニューオーリンズ・ペリカンズと激突することとなる。
デューク大学1年次終了後、NBAドラフトへアーリーエントリーしたバレットを待ち受けるのは、同大のチームメートでドラフト全体1位指名のザイオン・ウィリアムソン。
3日(同2日)に『SNY』へ掲載された記事の中で、バレットは「(ニックスの)ユニフォームを着て初めてプレーするゲーム(の対戦相手)があの男(ザイオン)というのは面白いね。プレーすることが本当に楽しみだよ」と語っている。
バレットとザイオンは、共にルーキーシーズンからスターター入りが濃厚で、エース級の活躍が期待されている即戦力ルーキー。
サマーリーグに向けて、バレットは「これはチームなんだ。僕らは仲のいいグループとして戦っていかなきゃならない。僕はルーキーだから、いろいろと学ぶことができるようにトライするよ。そして自分にできるかぎり、チームを手助けしていきたいね」と意気込んでいる。
なお、ペリカンズでは日本代表で得点源の1人として活躍する比江島慎(栃木ブレックス)もロースター入りしている。そのため、サマーリーグという舞台で「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019」でカナダ代表の候補にも入っているバレットとマッチアップする機会があるかもしれないだけに、ぜひとも注目していただきたい。