ドラフト外からNBAに定着し、キャリア9季で平均11.6得点4.3アシストを記録
キャリア9シーズン目の昨季、ジェレミー・リンはアトランタ・ホークスでプレーするも、今年2月12日(現地時間11日)に解雇。その後トロント・ラプターズと契約し、自身初のNBAチャンピオンとなった。
リンは190センチ90キロのコンボガード。ホークスとラプターズでプレーした昨季、リンは計74試合(うち先発は4試合)に出場し、平均19.4分9.6得点2.4リバウンド3.1アシストを記録。
だがプレーオフではカイル・ラウリー、フレッド・バンブリートに次ぐ3番手のポイントガードだったこともあり、8試合のみの出場で平均3.4分1.1得点0.5アシスト。ゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナルでも1試合(51秒)のみの出場に終わっていた。
今夏リンは制限なしフリーエージェント(FA)となっているのだが、現時点で今季の所属先は決まっていない。8月23日に31歳を迎えるリンは、安定したプレータイムさえ与えられれば平均2ケタ得点を残すことができるものの、今季はプレーする場を海外へと移すかもしれない。
7月27日(同26日)、CSKAモスクワ(ロシア)がガードのポジションにおけるトップターゲットとして、リンの獲得に強い関心を示していると『Sportando』が報じた。
ドラフト外からNBAに定着したリンは、キャリア9シーズンで平均25.5分11.6得点2.8リバウンド4.3アシスト1.1スティールを残している。今後もNBAチームからオファーが届かなければ、リンがロシアへ移籍する可能性は十分ありそうだ。