ようやく穏やかなオフシーズンを迎えているカリー
2019NBAファイナルが終わり、早くも1カ月以上が経つ。ゴールデンステイト・ウォリアーズの3連覇に注目が集まったが、チームは数々の主力選手たちのケガに苦しみ、優勝には届かなかった。だがチームのフランチャイズプレーヤーであるステフィン・カリーは、あのファイナル敗戦後、自分たちを誇りに思っていたという。
『YAHOO!SPORTS』によれば、カリーは「もしあのショットが決まっていれば……」と、ファイナル第6戦の逆転弾になっていたかもしれないシュートを振り返った。しかし彼はあの試合に尊敬の意を示し、彼とウォリアーズのメンバー全員が形作ったベストショットだったという。
「自分の脚の状態を目にして、それは終わりを示すサインだった。だからこれからは夏がやってくるという感じだったよ」と語るカリーは、シリーズ終了後に自宅へ戻る際、普段とは異なる歩き方だったようだ。妻のアイーシャが出迎え、彼女がその彼の脚に触れた。そしてその疲弊しきった脚を目にした時、そのシーズンがどれほど過酷なものだったかに気が付いたという。
ここ5シーズンは常にファイナル進出を遂げていたウォリアーズ。またカリー本人もアンダーアーマーのツアーを開催するなど、慌ただしいオフシーズンを送ってきている。今夏はひとつの節目として、彼の心身が休まることを願いたい。