キャリア9年のベテラン、パトリック・パターソンがサンダーとの契約買い取りに合意

パターソンはFAとなり、クリッパーズ加入がウワサされている[写真]=Getty Images

キャリア平均6.9得点4.1リバウンドを残すフォワードはクリッパーズ入りか?

 8月2日(現地時間1日)、オクラホマシティ・サンダーはフォワードのパトリック・パターソンとのバイアウト(契約買い取り)に合意したことを発表した。

 一昨季からサンダーでプレーしているパターソンの契約は残り1年。契約最終年となる今季の年俸は約571万ドル(約6億526万円)だったのだが、バイアウトによって制限なしフリーエージェント(FA)となる。

 リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、パターソンはロサンゼルス・クリッパーズと契約することになるという。

 クリッパーズは今夏獲得したカワイ・レナードポール・ジョージという2枚看板を中心に今季の優勝候補に挙がる注目チームで、ロースター枠を2つ残しており、フォワードのバックアップを求めている。既存戦力にはモントレズ・ハレルやジャマイカル・グリーンといったパワーフォワードがいるのだが、チーム全体で若手や中堅が多く、ベテランを求めていた。

 パターソンはこれまでのキャリアでヒューストン・ロケッツ、サクラメント・キングス、トロント・ラプターズ、サンダーの計4チームでプレー。キャリア平均21.8分6.9得点4.1リバウンド1.1アシストを記録。

 206センチ104キロの体格を誇り、インサイドのハードワークから3ポイントを沈める広いシュートレンジを持つパターソンがクリッパーズに加入することで、経験とシュート力をもたらすことができるだろう。

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