ラスベガスで練習中、リングへドライブした際に負傷してしまう
8月16日(現地時間15日)、今夏ロサンゼルス・レイカーズと1年契約を結んだビッグマン、デマーカス・カズンズが練習中に左膝前十字じん帯を断裂してしまったという。
カズンズの代理人を務める『Excel Sports』のジェフ・シュワルツが現地メディア『ESPN』へ伝えたことで発覚したのだが、カズンズは13日(同12日)にラスベガスで練習中、ドライブでリングへ向かっている際に同箇所を負傷。
近日中に手術を受けることが濃厚なのだが、カズンズがこのケガによって今季絶望になってしまう可能性があることも否定できない。
昨年1月末にアキレス腱を断裂後、カズンズはゴールデンステイト・ウォリアーズに所属していた昨季途中に戦列復帰。プレーオフでも左大腿四頭筋の断裂で戦線離脱を余儀なくされる中、NBAファイナルで復帰してプレーする執念を見せていた。
29歳になったばかりのカズンズは、211センチ122キロの重量級センター。多彩なスキルと器用さを兼備したリーグ屈指のビッグマンで、昨季までのキャリア9シーズンでオールスター選出4度、オールNBAチーム選出2度を誇る。
レイカーズはアンソニー・デイビスを多くの時間帯でパワーフォワードとして起用すべく、カズンズとジャベール・マギーを獲得したのだが、カズンズ離脱となったため、開幕までにあと1人センターを獲得することになるだろう。
現時点でフリーエージェント市場に残っているセンターは、ジョアキム・ノアやアミア・ジョンソン、ザザ・パチューリア、マーチン・ゴータット。今夏トレードでワシントン・ウィザーズからメンフィス・グリズリーズへと移籍したドワイト・ハワードの去就も気になるが、グリズリーズから解雇されてはいないため、ノアやジョンソンといったベテランと契約することになるかもしれない。