看板選手として所属チームを3戦無敗へ導く大活躍
11月12日(現地時間11日)。NBAは開幕第3週のプレーヤー・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)を発表した。
5日から11日(同4日から10日)の期間で週間最優秀選手に選ばれたのは、10月にジャパンゲームズで来日し、エースとして見事なパフォーマンスを見せたパスカル・シアカム(トロント・ラプターズ)とジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)。
イースタン・カンファレンスから選ばれたシアカム(通算2度目)は、今季ラプターズのエースとして活躍を続ける25歳。期間中は平均30.3得点11.3リバウンドをマークし、チームの3戦無敗の立て役者となった。
9日(同8日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦ではキャリアハイに並ぶ44得点、11日(同10日)のロサンゼルス・レイカーズ戦では、24得点11リバウンド4アシスト3ブロックの大暴れでレイカーズの連勝を7でストップ。
今季ここまで9試合をプレーして、シアカムは平均35.4分27.4得点9.4リバウンド3.7アシストと、いずれもキャリアハイのペースで活躍を続けている。
一方、ウェスタン・カンファレンスでは驚異的なスコアリングショーを演じるハーデンが通算23度目の選出。ロケッツは期間中に3戦無敗を記録し、平均15.7点差をつける快勝劇を見せていた。
ハーデンはその3試合でいずれもダブルダブルを挙げており、平均40.7得点8.0リバウンド9.3アシスト2.3スティール1.3ブロックと文句なしの成績。
3試合でハーデンは計22本の3ポイントを43.1パーセントという高確率で沈めたのだが、ロケッツの対戦相手はこの3試合で計20本、22.2パーセントの成功率に終わっていた。
ハーデンは今季9試合に出場して、リーグトップの平均37.1得点に加えて5.6リバウンド8.2アシスト1.3スティールと絶好調。その得点力は凄みを増している。