2019.10.21

ラプターズの新エース、パスカル・シアカムが4年約140億円の延長契約に合意!

ドラフト1巡目下位指名ながら、3年でリーグ有数の若手選手へと飛躍を遂げたシアカム[写真]=伊藤 大允
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昨季ファイナルで平均19.8得点7.5リバウンド3.7アシストと大活躍した25歳

 現地時間10月20日。パスカル・シアカムトロント・ラプターズと4年1億3,000万ドル(約140億4,000万円)のマックス額で契約延長に合意したことが明らかになった。

 カメルーン出身のシアカムは、2016年のドラフト1巡目27位でラプターズから指名されたパワーフォワード。ルーキーシーズンはラプターズとGリーグ(ラプターズ905)を行き来して経験を積み、一昨季からローテーション入り。

 キャリア3シーズン目となった昨季はカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)に次ぐセカンドオプションへと台頭。平均31.9分16.9得点6.9リバウンド3.1アシストの活躍を見せ、MIP(最優秀躍進選手賞)を獲得。

 ゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナルでは、シリーズ平均40.1分19.8得点7.5リバウンド3.7アシストという好成績をマーク。勝利した4試合では平均23.8得点にフィールドゴール成功率59.0パーセントの大暴れを見せ、フランチャイズ史上初の優勝に大きく貢献していた。

 16年のドラフト組が所属チームと延長契約を結ぶデッドラインは、22日(同21日)まで。シアカムはベン・シモンズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)とジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)に次ぐマックス額で延長契約を締結した3人目となった。

 シアカムはここまで、プレシーズンでヒューストン・ロケッツとのジャパンゲームズ2試合を含む3試合に出場。平均23.6分17.0得点8.0リバウンド4.0アシスト1.7スティールとまずまずの成績。平均4.3本と、3ポイントを積極的に放っており、成功率も38.5パーセントと過去3シーズンを上回る数字を残している。

 ディフェンディング・チャンピオンのエースとして迎える今季は、25歳のシアカムにとってキャリアベストのシーズンを送ることが期待されている。

シアカムは今季、平均20得点以上の成績を残すことができるか?[写真]=伊藤 大允

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