平均得点はリーグ3位ながら、ディフェンスは軒並みリーグ下位に沈むネッツ
11月14日(現地時間13日)、リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、フリーエージェント(FA)のイマン・シャンパートがブルックリン・ネッツとの契約にサインしたという。
ネッツはここまで4勝6敗でイースタン・カンファレンス7位。カイリー・アービングを筆頭に、5選手が平均13.1得点以上を記録しており、リーグ3位の平均119.2得点というオフェンス力を武器に勝利を飾っている。
その一方で、平均121.4失点はリーグワースト2位。新加入選手が多いとはいえ、被フィールドゴール成功率46.1パーセントはリーグ18位、被3ポイント成功率37.3パーセントはリーグ26位と、いずれもリーグ下位。
キャリア8年を誇るシャンパートは、196センチ97キロのスイングマン。3ポイントには波があるものの、ペリメーターのディフェンスに定評がある選手。昨季後半からプレーしていたヒューストン・ロケッツとの再契約が破綻となり、FAのままだったが、ここにきて所属先が決まった。
ネッツは今夏加入したウィルソン・チャンドラーがNBAとNBPA(NBA選手会)が定める反薬物プログラムの規定に違反(運動能力向上薬のイパモレリンに陽性反応)し、25試合の出場停止。12月中旬まで出場することができないため、それまでは16人体制となる。
シャンパートとしては、今季のロースター生き残りをかけて自身の強みであるディフェンス力を存分に発揮し、ネッツを手助けしたいところだ。