「彼には信じられないほど高いバスケットボールIQがある」とグリフィン
今年のドラフト全体1位指名のザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)は、開幕直前に右膝半月板損傷のため、6~8週間の戦線離脱と報じられた。
あれから約1か月。11月23日(現地時間22日)にペリカンズのフロントがザイオンの現状について口を開いた。
同チームのバスケットボール運営部門副代表を務めるデイビッド・グリフィンは、「彼は我々が望んでいたとおりに(復帰へむけて)前進しているところだ。我々は(ザイオンについて)とても客観的に見ている。最も重要なのは、彼は我々が上りつめてほしいと思う位置について本当にワクワクしてくれていること」と発言している。
ザイオンの復帰時期は12月中旬の見込みのため、コートでプレーするまでには約1か月かかるのだが、「フィジカル面は特に問題ないだろう。彼には信じられないほど高いバスケットボールIQもある。彼はチームメートのことが大好きで、日々向上している。うまくなっていくプロセスを楽しんでおり、若手選手の中でも非常に珍しいタイプだと思う。そして(リハビリ中でも)ゲームを学ぶプロセスを楽しんでいるところだ」とグリフィンは言う。
開幕8試合で1勝7敗と苦しんだペリカンズだが、ブランドン・イングラムやドリュー・ホリデーらを中心に巻き返しており、ここ4試合で3勝と調子を上げている。
ザイオンが復帰するまでの約30試合でペリカンズが勝利5割前後をキープできれば、後半戦に向けて大きな期待が持てそうだ。