複数の優勝候補チームが関心を持つアンドレ・イグダーラ、獲得手段はトレードのみか?

今季イグダーラが他チームでプレーするためにはトレードの成立が不可欠[写真]=Getty Images

レイカーズ、クリッパーズ、ロケッツが獲得を狙うも、トレードは厳しいか

 今夏ゴールデンステイト・ウォリアーズからメンフィス・グリズリーズへトレードされたアンドレ・イグダーラは、開幕から約1か月経過した今もコートに立っていない。

 キャリア15年を誇る大ベテラン、イグダーラは来年1月末に36歳を迎えるものの、リーグ有数のディフェンス力を持ち、オールラウンダーとして強豪チームから重宝される選手。

 だがグリズリーズには帯同しておらず、再建チームの一員としてプレーすることには無関心だと複数の現地メディアが報道。イグダーラの契約は今季限りだが、年俸は約1,719万ドル(約18億5,652万円)と超高額。優勝争いを希望するベテランに対して、バイアウト(契約買い取り)をすれば制限なしフリーエージェント(FA)になることができるのだが、グリズリーズにはその考えがないようだ。

 『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、グリズリーズはイグダーラとの契約をバイアウトするつもりはなく、FA市場に参戦することはないという姿勢を貫いているという。

 イグダーラ獲得に関心があるチームとしては、ロサンゼルス・レイカーズやロサンゼルス・クリッパーズ、ヒューストン・ロケッツといったウェスタン・カンファレンス上位チームの名が挙がるのだが、ロースターへ加えるためにはトレードが不可欠。

 グリズリーズとしては、3度の優勝経験を誇るベテランをトレードして、何としてでも見返りを手に入れたいという考えなのだろう。

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