2019.09.17

『スポイラ』が今季のNBA選手TOP100を発表/81位から100位に入ったのは誰だ?

ブルズのエース、ラヴィーンは90位にランクイン[写真]=Getty Images
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今季プレーするNBA選手たちの“今の実力”を『スポイラ』がランキング

 9月13日(現地時間12日)、現地メディア『Sports Illustrated』(スポイラ)が2019-20シーズンにおけるNBA選手トップ100を発表した。

 2014年から始まったこの人気企画は、選手のサラリーを度外視した現在の実力をベースにランキングされており、名物ライター陣の意見に加えて、『Basketball-Reference』や『NBA.com』、『ESPN.com』、『Cleaning the Glass』、『Synergy Sports』といったウェブサイトからデータも反映されており、選手たちの“今の実力”を示していると言っていい。

 なお、今回はケガのため今季全休が濃厚なケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ/アキレス腱断裂)、ジョン・ウォール(ワシントン・ウィザーズ/アキレス腱断裂)、デマーカス・カズンズ(ロサンゼルス・レイカーズ/左膝前十字じん帯断裂)はリストから除外されている。

今夏ウォリアーズを退団したデュラント(左/現ネッツ)とカズンズ(右/現レイカーズ)は除外となった[写真]=Getty Images

 ここでは、100位から81位にランクインした選手たちを紹介していこう。
※チーム名は略称、所属は現地時間9月12日時点のもの、G=ガード、F=フォワード、C=センター

■『Sports Illustrated』が選出したNBAプレーヤーTOP100(100位から81位まで)
100位→アンドリュー・ウィギンズ(ウルブズ/F-G)
99位→テレンス・ロス(マジック/G-F)
98位→ディアンドレ・ジョーダン(ネッツ/C)
97位→ジャレット・アレン(ネッツ/C)
96位→カイル・クーズマ(レイカーズ/F)
95位→ジョー・ハリス(ネッツ/F-G)
94位→デジャンテ・マレー(スパーズ/G)
93位→バム・アデバヨ(ヒート/C-F)
92位→スペンサー・ディンウィディー(ネッツ/G)
91位→デリック・ホワイト(スパーズ/G)
90位→ザック・ラヴィーン(ブルズ/G)

89位→ダニー・グリーン(レイカーズ/G-F)
88位→ヨナス・バランチュナス(グリズリーズ/C)
87位→ジェフ・ティーグ(ウルブズ/G)
86位→アンドレ・イグダーラ(グリズリーズ/F-G)
85位→ブランドン・イングラム(ペリカンズ/F-G)
84位→アル・ファルーク・アミヌ(マジック/F)
83位→ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ/F-C)
82位→マーカス・スマート(セルティックス/G)
81位→パトリック・ベバリー(クリッパーズ/G)

どう猛なディフェンスに定評があるベバリー[写真]=Getty Images

スパーズは昨季を全休したマレー、W杯に出場したホワイトの活躍に期待

 元オールスター選手としてはジョーダンとイグダーラがランクインしたものの、ほかでは主に若手選手たちが81位から100位を占める結果となった。ランキング下位とはいえ、いずれも所属チームでスターター、あるいはローテーション入りしている選手の名前がズラリと並ぶ。

 そんな中、注目はスパーズのマレー。昨季は先発ポイントガードとして期待されていたものの、昨年10月に右膝の前十字じん帯を断裂してしまい昨季を全休。今季は満を持してコートに戻ることとなる。

 昨季プレーオフで活躍し、「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019」(W杯)にもアメリカ代表として出場したホワイトと共に、今季はコートで暴れ回ってくれることだろう。選手の育成に定評があるスパーズだけに、今季注目のバックコート陣の1つと言っていいだろう。

マレーの戦列復帰は、スパーズのバックコート陣の選手層を厚くする[写真]=Getty Images