現在のペースを保てば来年1月中旬のロケッツ戦かセルティックス戦で達成か
11月28日(現地時間27日)に行われたニューオーリンズ・ペリカンズ戦。ロサンゼルス・レイカーズはアンソニー・デイビスがシーズンハイとなる41得点に9リバウンド3スティールをたたき出し、今季最長の9連勝を飾った。
デイビスにとって、NBA入りから昨季までの7シーズンをプレーした古巣凱旋となったこの試合。第4クォーターに最も強烈なインパクトを残したのは、レブロン・ジェームズだった。
レブロンは29得点5リバウンド11アシスト2スティールを挙げたのだが、最終クォーターだけで15得点5アシストをマークし、レイカーズの逆転勝利を演出。
そしてNBA史上4人目となる通算3万3,000得点以上(3万3,008得点)に到達。レブロンはこれまでの最速記録を保持していたカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか/1,237試合)を上回る1,216試合で大記録に達した。
レブロンの上にいるのは、コービー・ブライアント(元レイカーズ/3万3,643得点)、カール・マローン(元ユタ・ジャズほか/3万6,928得点)、ジャバー(3万8,387得点)のみ。
コービーとの差はわずか635得点。今季のレブロンは平均25.8得点を残しているため、単純計算であと24~25試合でコービーの記録を抜いてNBA史上3位へ浮上する可能性が高い。
もしこのままレブロンが長期欠場なく、このペースを維持することができれば、来年1月19日(同18日)のヒューストン・ロケッツ戦、あるいは21日(20日)のボストン・セルティックス戦で“コービー超え”が実現することとなる。
来月末に35歳を迎えるレブロンだが、今季はキャリアベストとなる平均11.0アシストも記録しており、衰え知らずのパフォーマンスを見せている。将来のバスケットボール殿堂入り確実なスーパースターのストーリーは、まだまだ続く。