両ベテラン不在の中、レイカーズとシクサーズに勝利を収める大健闘
昨季の覇者トロント・ラプターズは、11月29日(現地時間28日)終了時点でイースタン・カンファレンス2位タイ(13勝4敗)という好位置にいる。
今季はパスカル・シアカムとフレッド・バンブリートを中心に、チームは現在5連勝中。ウェスタン・カンファレンス首位に君臨するロサンゼルス・レイカーズ(16勝2敗)や昨季プレーオフで激闘を演じたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(12勝6敗)にも勝利しており、上々のスタートと言っていい。
もっとも、このチームは11日(同10日)以降の9試合をカイル・ラウリー、サージ・イバカ不在の状況で戦っている。ラウリーは左手親指、イバカは右足首を痛めており、キャリア10年以上を誇るベテランデュオが欠場を続ける中、レイカーズとシクサーズに勝利を収めたことは今後に向けて好材料だろう。
そして、両ベテランが復帰することで、ラプターズはさらに戦力アップすることが濃厚だ。
ラプターズのレポーターを務めるエリック・スミスによると、ニック・ナースHC(ヘッドコーチ)が「12月2日(同1日)には出場できるといいね」とコメントしており、まもなく出場することになるという。
30日(同29日)にアウェーでオーランド・マジック戦を終えると、ラプターズは2日(同1日)からホーム3連戦のため、調整しやすいスケジュールと言っていい。
戦力アップが見込めるディフェンディング・チャンピオンが、どこまで調子を上げるのか、非常に楽しみだ。