ウィザーズHC、クリッパーズに敗戦も…八村塁を称賛「新人でこれほど多彩なスコアラーは彼だけ」

クリッパーズ戦で17得点7リバウンドを記録した八村[写真]=Getty Images

 12月9日(現地時間8日)、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズがホームのキャピタル・ワン・アリーナでロサンゼルス・クリッパーズと対戦。第1クォーターから10点ビハインドを背負うと、後半にも引き離されて最終スコア119-135で敗れた。

 八村はこの試合、約37分間コートに立ち17得点7リバウンド4アシストを記録。スコット・ブルックスヘッドコーチはチームの公式Twitterに投稿された動画を通じて、八村についてこうコメントした。

「塁はとにかくリングへアタックするが、それでもフリースローがもらえていない。まだ(レフェリーが)彼のことを知らないのか、笛がもっと吹かれてもおかしくない。とにかく引き続きアタックをしてフィジカルにプレーし続けてほしい。ルーキーでこれほど多彩なスコアラーは彼だけではないだろうか。これからが楽しみだ」

 一方、6試合連続の2ケタ得点を挙げた八村は、2日(現地時間1日)にクリッパーズと対戦した際には今季最多の30得点を挙げた。9日の試合後は、「この前はキャリアハイの得点を取ったので、相手もアジャストしてきたなと感じました」と話し、カワイ・レナードポール・ジョージとの再戦については「ああいう大きくて動ける選手との対戦は、すごく勉強になりますし嬉しく思う」と述べた。

レナードについては「ミドルレンジが正確なところや、体を使ってドライブに行けるところを見習いたい」とも話した[写真]=Getty Images

 これで2連敗となったウィザーズ。次戦は敵地でシャーロット・ホーネッツと対戦する。期待のルーキーは「絶対に勝たなければいけない試合だと思うので、僕らもしっかり切り替えてやっていきたい」と、白星獲得へ意欲を示した。

モバイルバージョンを終了