キングスが誇るリーグ最速男ディアロン・フォックスが約1か月ぶりに戦列復帰!

左足首のネンザから約1か月ぶりに復帰したフォックス[写真]=Getty Images

復帰初戦でチームトップの19得点8アシスト、指揮官もフォックスを称賛

 12月18日(現地時間17日)のシャーロット・ホーネッツ戦。左足首ネンザのため、約1か月間欠場していたサクラメント・キングスのディアロン・フォックスが戦列復帰。

 試合には102-110で敗れはしたものの、フォックスはベンチスタートで約30分プレーしていずれもチームトップとなる19得点8アシストに2スティール。フィールドゴール13投中6本(うち3ポイントは6投中2本)成功、フリースロー6投中5本を沈める活躍。バディ・ヒールドのキックアウトを受け取ってすぐさま右コーナーでノーマークになっていたヒールドへ戻す鮮やかなボールムーブを見せるなど、随所にゲームへ変化をもたらしていたと言っていい。

 ルーク・ウォルトンHC(ヘッドコーチ)も「ディアロン・フォックスが戻ってきてくれて良かったよ。見ていてすごく良かったし、いい動きをしていた。それにいくつかいいショットと機会を我々にもたらしてくれた。ここから彼はもっと良くなるだろうし、このゲームから学んでくれると思う」とポジティブに語っていた。

 キングスはフォックス不在時の17試合で9勝8敗。ホーネッツ戦を終えてウェスタン・カンファレンス8位の12勝15敗。開幕5連敗から徐々に持ち直してきただけでなく、フォックス復帰により、ようやくフルメンバーがそろったことは今後に向けて好材料。

 今年10月に発表されたゼネラルマネージャー(GM)による“GMサーベイ”で、フォックスは「ボールを持った時に最も速い選手は?」という質問でラッセル・ウェストブルック(ヒューストン・ロケッツ/25パーセント)を上回るリーグトップの64パーセントという得票率を手にし、名実共にリーグ最速男となった。

 フォックスが繰り出すファストブレイクを中心に、キングスが今後巻き返すことができるか注目したい。

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