「一晩練習して習得できることじゃないことは分かってた。これが僕の新たなシュート(フォーム)なんだ」と自信を見せたボール
12月30日(現地時間29日)に行われたヒューストン・ロケッツ戦。ニューオーリンズ・ペリカンズは第4クォーターに41-19と爆発し、127-112で勝利を収めた。
今季最長の4連勝を飾ったペリカンズは、ブランドン・イングラムが27得点6リバウンド4アシスト、ロンゾ・ボールが27得点10リバウンド8アシスト、ドリュー・ホリデーが25得点5アシスト、イートワン・モアが25得点4アシスト、デリック・フェイバーズが12得点16リバウンドをマーク。
Complete and total team effort in tonight's win over Houston!
Pelicans have won four in a row and five of the last six 🔥#WontBowDown pic.twitter.com/a6lwAUpVWi
— New Orleans Pelicans (@PelicansNBA) December 30, 2019
特にこの日のボールは、シーズンハイとなる27得点に加えてキャリアハイとなる7本の3ポイントを成功。ロケッツ戦で12投中7本成功、29日(同28日)のインディアナ・ペイサーズ戦でも8投中4本の3ポイントを決めるなどアウトサイドシュートが絶好調。
キャリア当初はぎこちないシュートフォームで批判を浴びることもあったが、現在は自信を持ってショットを放っている。
「一晩練習して習得できることじゃないことは分かってた。これが僕の新たなシュート(フォーム)なんだ。ジムにこもって、時間を費やして上達させてきた。これからも時間をかけて、一貫したパフォーマンスができるといいね」とボール。
一方のロケッツは、ペリカンズ戦でジェームズ・ハーデン、ラッセル・ウェストブルック、クリント・カペラという3本柱を欠いていたため、戦力不足は明らかだった。
それでも、膝の手術から約1か月半ぶりに戦列復帰したエリック・ゴードンが20得点、ダヌエル・ハウスJr.が22得点6リバウンド、アイザイア・ハーテンスタインが19得点9リバウンド4アシスト2ブロック、クリス・クレモンズが16得点9アシスト、ベン・マクレモアが12得点6リバウンドを記録していたことはポジティブに受け取っていいだろう。
「今夜のプレーから、構築し続けていきたいね」と切り出したゴードンは、この日プレーした若手選手たちをこのように称えていた。
「僕らは今夜、いいプレーができていた。試合終盤に向かってタフな状況になってしまったけど、若い選手たちが皆いいプレーをしていたよ。僕らはきっと大丈夫。うまくいくと思うよ」。
ハーデン、ウェストブルック、カペラは長期離脱するほどのケガではないため、ペリカンズ戦で出番を手にした若手選手たちが今後の戦いでステップアップできるのならば、シーズン終盤に差し掛かった時、この試合は大きな価値があったと振り返ることができるかもしれない。