今季の新人王争いを繰り広げる注目のルーキーガード
1月3日(現地時間2日)。NBAは12月におけるルーキー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人賞)を発表した。
12月の月間最優秀新人に輝いたのは、10-11月に続いてケンドリック・ナン(マイアミ・ヒート)と、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)。
イースタン・カンファレンスから選ばれたナンは、イースト3位の25勝9敗と好調を維持するヒートのスターター。12月は平均32.3分15.5得点3.3リバウンド3.9アシストでチームに貢献してきた。
今季ここまでで、ナンは平均30.7分16.0得点2.8リバウンド3.5アシスト0.9スティールを残しており、平均得点と平均アシストでルーキー2位、平均出場時間で3位、平均スティールで7位を記録。
一方、ウェスタン・カンファレンスではモラントがフランチャイズ史上初となる2か月連続の受賞となった。
モラントはルーキー全体でトップとなる月間平均15.5得点6.5アシストに加えてフィールドゴール成功率48.5パーセント、3ポイント成功率37.5パーセント、フリースロー成功率83.7パーセントを記録。
今季通算では13勝22敗でウェスト13位のグリズリーズだが、12月にモラントが出場した11試合では7勝4敗と、先発ポイントガードを務めるルーキーがチーム勝ち越しの原動力に。
ちなみに、現在は鼠径部打撲により欠場している八村塁(ワシントン・ウィザーズ)は、規定試合数に達することができなかったものの、12月は8試合に出場してルーキー全体でトップ(2試合以上に出場した選手に限る)となる平均34.3分17.3得点6.6リバウンドを残していた。