2008年の王者ハワードは出場決定も、ラヴィーンとモラントは決断待ち
今年のNBAオールスターは、2月15日から17日(現地時間14日から16日)にかけてイリノイ州シカゴで行われる。現在はスターターを決めるファン投票が行われており、盛り上がりを見せている。
そんな中、16日(同15日)に行われるオールスターサタデーナイトのスラムダンクコンテストの出場者にも注目が集まっているので紹介したい。
まずはドワイト・ハワード(ロサンゼルス・レイカーズ)。1月7日(同6日)に『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、ハワードがスラムダンクコンテストに出場すると報道したのである。
昨年12月に34歳を迎えたハワードは、オーランド・マジック在籍時の2007年から09年まで3年連続で出場しており、08年にスーパーマンのコスチュームを身にまとって空中へ舞い上がり、ダンク(最後はボールをリングに放り投げた)を決め切って優勝した実績を持つ。
今季はレイカーズのセカンドユニットとして献身的な働きを見せると共に、リング下では豪快なダンクを連発。ここまで66本のうち63本、成功率95.5パーセントでダンクをさく裂させている。
そして、『Yahoo! Sports』と『ESPN』がスラムダンクコンテスト出場のオファーを受けていると報じているのは、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)とザック・ラヴィーン(シカゴ・ブルズ)。
昨年のドラフト全体2位指名のモラントは、ここまで31本のダンクをトライして22本(成功率71.0パーセント)を沈めている。ポイントガードながら抜群の身体能力を誇るルーキーは、華やかなプレーを何度も見せており、コンテストに出場すれば大きな注目を集めるに違いない。
だが、モラント本人は「考えてはいるんだけど、まだ(出場するかどうか)決断していないんだ」と『Yahoo! Sports』へ口にしており、現段階では未定だという。
また、ラヴィーンについてもまだ出場するかどうか決めかねており、オールスターゲーム本戦に出場できれば、スラムダンクコンテストに出場するかもしれないと『ESPN』が報じた。
ラヴィーンは2015、16年にコンテストを2連覇しており、ゲームタイムダンカーとしても有名。今季は47本のうち45本(成功率95.7パーセント)のダンクをたたき込んでいる。
エンターテインメント性たっぷりのハワードに、モラントとラヴィーンという華やかなダンカーが加われば、今年のダンクコンテストは近年最高のメンバーになりそうだ。