ラプターズ指揮官がバンブリートについて「今週末には復帰できるだろう」と言及

今季平均18.0得点7.0アシストを記録しているバンブリート[写真]=Getty Images

今季キャリアハイの成績を残す小兵の復帰は日本時間18日か19日が濃厚

 昨季の覇者トロント・ラプターズが、ようやくフルメンバーで戦うことができることになりそうだ。

 今季開幕からカイル・ラウリーサージ・イバカが戦線離脱し、12月下旬からはパスカル・シアカムマルク・ガソルノーマン・パウエルがそろってケガをしてしまい欠場。ここ4試合はフレッド・バンブリートがハムストリングを痛めて欠場。

 ところが、ここにきてバンブリートの戦列復帰が迫っていることが明らかになった。1月16日(現地時間15日)、ラプターズのレポーターを務めるエリック・スミスは、ニック・ナースHC(ヘッドコーチ)が「彼の状態をチェックしてきた。今は健康だ」と口にしたと報道。

 そして復帰時期については「たぶん、今週末の試合のいずれかになるだろう」と語っていたという。

 一昨季からシックスマンとして定着したバンブリートは、キャリア4年目の今季ラウリーと共に先発としてバックコートデュオを形成。ここまで31試合すべてに先発出場しており、平均36.3分18.0得点3.9リバウンド7.0アシスト1.9スティールと、いずれもキャリアハイの成績を残している。

 185センチながら88キロという屈強な肉体を誇るバンブリートは、ラウリー(平均6.1本)、シアカム(同4.6本)に次ぐチーム3位のフリースロー試投数(平均4.2本)を誇り、ドライブと3ポイントを中心に高得点を稼ぎ出すことができる。

 おそらく、バンブリートは18日(同17日)のワシントン・ウィザーズ戦、あるいは19日(同18日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で復帰することになるだろう。

 フルメンバーがそろうことで、ラプターズの戦力は確実に増すだけに、今後イースタン・カンファレンス4位(26勝14敗)から順位を上げていく可能性が十分ありそうだ。

モバイルバージョンを終了