複数選手が背番号を変更する中、八村塁は8番を継続着用と地元記者が報道
1月27日(現地時間26日、日付は以下同)に起きたヘリコプターの墜落事故。この事故により、コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)と次女ジアナをはじめ、計9名が死亡するという悲劇が起こってしまった。
試合ではコービーの背番号(8と24)にちなんで、開始直後に8秒バイオレーション、24秒のショットクロックバイオレーションを行い、バスケットボール界へ多大な献身を見せたレジェンドを追悼。
29日には、背番号8を着用しているスペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ)、テレンス・ロス(オーランド・マジック)がそれぞれシーズン中に変更することを発表。そして新たに複数の選手が背番号変更を発表している。
レイカーズで背番号2を着用しているクイン・クックは、「2番はジアナの番号。永久欠番にすべきだと感じてる。2番は彼女のものなんだ」と『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者へ話しており、今後はジアナの2と、コービーがキャリア初期で着用した8番を合わせた“28番”でプレーするという。
また、ロサンゼルス・クリッパーズで8番を着用しているモーリス・ハークレスは11番、メイソン・プラムリー(デンバー・ナゲッツ)は24番から7番、ジャリル・オカフォー(ニューオーリンズ・ペリカンズ)は8番から9番へ変更すると、同記者が報道。
その一方、“コービーは僕にとってヒーローでした”とツイッターで投稿していた八村塁(ワシントン・ウィザーズ)は、今後も8番を着用し続けることになるだろうと『The Washington Post』のキャンディス・バックナー記者がツイッターで報じている。
相次ぐ背番号変更だが、これはあくまで選手たちが判断して決断したものであり、変更しなければいけない、というものではない。八村にとって、背番号8は自身の苗字に由来する番号でもあるため、批判を浴びるようなものではないはずだ。