2020.01.29

ウィザーズ指揮官が八村塁について「復帰間近だね」とコメント、今週末にも戦列復帰か

復帰に向けて練習に取り組んでいる八村[写真]=Getty Images
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復帰戦は日本時間31日のホーネッツ戦、2月2日のネッツ戦あたりが濃厚

 1月29日(現地時間28日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズはリーグベストの戦績を誇るミルウォーキー・バックス相手に131-151で敗戦。2試合連続で150点以上の大量失点を喫してしまい、2連敗となった。

 この日バックスはヤニス・アデトクンボを右肩の痛みのために欠いていたのだが、2年連続でオールスター入りを狙うクリス・ミドルトンがキャリアハイの51得点の大暴れ。ウィザーズは後半に68-63と奮戦するも、前半終了時点で25点ビハインドを背負っていたことが大きく響いた。

 そんな中、ウィザーズのスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)が八村塁に関する進捗をチームの日本語版公式ツイッターへ語っていたので紹介したい。

「塁の実戦復帰が近づいてきた。昨日(の全体練習でも)いい感じだったんだ。今日のシュートアラウンドでも全てのメニューをこなしていた。(31日のシャーロット・ホーネッツ戦は)まだ出場できないと思うが、調整がうまくいけば、(出場する)可能性が全くないわけではない。毎日、着実に状態が良くなっていて、自信を持って練習することができている。ゲーム勘についても戻ってきているから、実戦復帰はもうすぐだと思う」。

 29日の練習前には、ブルックスHC、トニー・ブラウン(アソシエイト・ヘッドコーチ)、八村の3人で話していたことを明かした。

「トニーと私は、現在の状態について本人から聞きたかったんだ。練習後というのは、あまり話をする機会がなかったりするからね。昨日、話し合うチャンスがなかったから、今日、数分の間、彼と話をしたんだ。『すごく状態がいいです』と言ってたよ。昨日の練習はすばらしかったが、コンディショニングはまだもう少しかかるかな。6、7週間も欠場しているからね。1週間ちょっとでコンディションを取り戻すのは難しい」とブルックスHC。

「無理はさせたくないんだ。すぐ戻ってこなければならない、というプレッシャーを感じてほしくないんだ。まずは万全のコンディションになろう、と言った」と慎重な姿勢を見せる一方、「塁に『もちろん、今夜から復帰してもいいんだよ』と言ったら、『え? 今夜ですか?』と驚いていたよ(笑) 『そうだ。早速ヤニスを止めてくれ』と言った。その流れから、ヤニスの話で盛り上がったんだ。もちろん、『塁、これはジョークだよ。今夜は出さないよ』と言ったがね」と冗談を交えて八村との会話を楽しんでいたようだ。

 気になる八村の復帰戦だが、「本人は出たがっているが、あと2試合くらいは欠場すると思う」と指揮官が口にしていたことから、最短で今月末のホーネッツ戦、あるいは2月2日のブルックリン・ネッツ戦、もしくは4日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦になりそうだ。

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