1月の最優秀ヘッドコーチ賞はラプターズのナースHCとグリズリーズのジェンキンズHC!

ナースHC(左)とジェンキンズHC(右)[写真]=Getty Images

11連勝中のナースHC、2005年以来の快挙を成し遂げたジェンキンズHC

 2月4日(現地時間3日)。NBAは1月におけるコーチ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀ヘッドコーチ賞)を発表した。

 今季3回目となる最優秀ヘッドコーチ賞に選ばれたのは、トロント・ラプターズのニック・ナースHC(ヘッドコーチ)と、メンフィス・グリズリーズのテイラー・ジェンキンズHC。

 イースタン・カンファレンスから選出されたのは、早くも今季2度目(通算3度目)となったナースHC。期間中、ディフェンディング・チャンピオンはミルウォーキー・バックス(11勝2敗)に次ぐリーグ全体2位の12勝3敗を記録。

 アウェーゲームの戦績でイースタン・カンファレンストップの9勝1敗を残したラプターズは、イーストトップの3ポイント成功数(平均12.8本)、平均10.0スティールをマークしたほか、平均113.1得点(イースト4位)、平均106.1失点(同3位)と攻防両面に秀でた戦いを見せていた。

 今季最長の11連勝中と絶好調のラプターズは、36勝14敗でイースト2位の座を堅持している。

 一方のウェスタン・カンファレンスでは、就任1シーズン目のジェンキンズHCが初選出。35歳で同賞に選ばれたのは、2005年4月のローレンス・フランク(当時ニュージャージー・ネッツHC)以来という快挙。

 期間中、グリズリーズはユタ・ジャズと並んでウェスタン・カンファレンスベストの11勝4敗をマーク。ホームのフェデックス・フォーラムで行われた試合では7勝1敗と、圧倒的な強さを見せた。

 グリズリーズは、1月に平均118.9得点(リーグ3位)をたたき出し、これまでの1か月間におけるフランチャイズ平均得点記録(113.4得点/2019年12月)をさらに5点以上も更新。同月は平均28.6アシスト、ペイントエリアで平均60.3得点という好成績を残し、24勝25敗でウェスト8位をキープしている。

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