2020.02.19
2019年NBAドラフトにて、メンフィス・グリズリーズから全体2位指名を受けたジャ・モラント。抜群のハンドリングから時折繰り出されるトリッキーなドリブルや、驚異的な身体能力を武器にダンクを叩き込むなど、ルーキーイヤーから早くもファンを魅了する存在となっている。
彼はここまで41試合に平均30.0分出場し、17.5得点3.5リバウンド7.1アシスト1.1スティールを堂々とマーク。もともとファンダメンタルの完成度がすでに高いことを評価されていたモラントだが、ハンドリングのみならず、シューティングにおいてもフィールドゴールは48.8パーセント、3ポイントシュートは39.1パーセント、フリースローが79.4パーセントと新人としては高い水準を誇る。
『The Athletic』のピーター・エドミストン記者によれば、1月29日(現地時間28日)にグリズリーズと対戦したデンバー・ナゲッツのマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)が、モラントについて言及したそうだ。「彼は素晴らしいプレーヤーだと思うが、まだオールスターレベルには達していない。あくまで私の意見だ。彼は成長していく痛みを経験しなきゃならない。まだ彼はルーキーイヤーなんだ」と、モラントの現在の実力についてコメント。
しかしモラントの能力については、「彼がルーキーとして今していることは目覚ましいものだよ。彼はペイント内をテリトリーとしている。フィルムで彼を目にする時、彼は本当に素早く、フロアで望んだ場所ならどこへでも行くことができて、リムに対して信じられないフィニッシャーなんだ。彼はチームメートによりいい効果をもたらしている」と、高く評価した。
才能に溢れて得点力もありながら、自分よりもチームを何より優先するプレーも多いモラント。そういった精神や才能も素晴らしいが、マローンHCの言うようにまだ経験すべきことが多くあることだろう。今後彼があらゆる壁を乗り越えて成長していく姿に注目していきたい。
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