2020.12.20
昨季ケガで全休したマイケル・ポーターJr.が、選手層の厚いデンバー・ナゲッツで存在感を示している。
昨年12月30日(現地時間29日、日付は以下同)のサクラメント・キングス戦でキャリア初のスターターに抜てきされると、26分7秒のプレータイムで19得点6リバウンドをマーク。
1月3日のインディアナ・ペイサーズ戦では、ベンチスタートながら12本のうち11本のショットを放り込み、キャリアハイの25得点に5リバウンドをマークし、いずれも勝利に貢献。
23日のヒューストン・ロケッツ戦(105-121でナゲッツが敗戦)こそ、ポーターJr.は背中の痛みで欠場したものの、それまでの5試合全てでベンチスタートして2ケタ得点を奪取。チームも4勝1敗と好成績を残していた。
主にパワーフォワードを務めるポーターJr.が、フロントコートでコンビを組むのはオールスターのニコラ・ヨキッチと、キャリア7年目のメイソン・プラムリー。特にヨキッチと一緒にプレーすることが好きだという。
「ニコラと一緒にプレーすることで、僕はもっといい選手になることができるだろうね。彼はコート上で僕のことを見つけてくれるだけでなく、どのようにしてチームメートたちを見つけてパスを出すかを教えてくれるんだ」とポーターJr.は『The Athletic』へ語っている。
そして何よりも、「彼はただ、穏やかなんだ。コート上で彼と一緒にいると、とても静かなんだ。それに彼は正しいプレーメイクをしてくれる。だからそんなに心配する必要がないんだ」とポーターJr.は言う。
21歳のポーターJr.は来季以降、ヨキッチと共にナゲッツでスターターを務める見込みとなっているだけに、今後もリーグ屈指の万能型ビッグマンから多くのことを学び、自らのプレーを広げていってほしいところだ。
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