ウイング強化を狙うロケッツ、シクサーズ、マブス、ナゲッツが興味あり?
今季のトレードデッドラインが2月7日(現地時間6日)に迫る中、NBAでは数多くのウワサが渦巻いている。
多い時には1日で30名以上の選手がトレードに巻き込まれるほど、NBAでは“トレードはビジネス”という考えが浸透しているとはいえ、やはりトレードのウワサに上がっている選手にとって、この時期はなかなか落ち着かないもの。
キャリア7年目のロバート・コビントン(ミネソタ・ティンバーウルブズ)も、そのうちの1人。昨季序盤にジミー・バトラー(現マイアミ・ヒート)を絡めたトレードで、フィラデルフィア・セブンティシクサーズからウルブズへ移籍したコビントンは、再びトレードに関するウワサで何度も名前が浮上している。
29歳のコビントンは、2021-22シーズンまで契約が残っているものの、3ポイントとディフェンスに優れた“3&D”タイプの選手としてプレーオフチームから人気が高い。
今季はここまで47試合(うち先発は46試合)に出場し、平均29.4分12.8得点5.9リバウンド1.1アシスト1.6スティールを記録するフォワードは、3ポイント成功率34.7パーセントながら、平均2.2本を沈めるシュート力を誇る。
『The Ringer』はプレーオフに向けて、ウイングのポジションを強化したいヒューストン・ロケッツ、シクサーズ、ダラス・マーベリックス、デンバー・ナゲッツがコビントン獲得に興味を持っていると報じている。
そんな中、コビントンは『The Star Tribune』へ現在の心境をこう漏らしていた。
「(トレードのウワサが)どこかから沸いてくるんだ。誰かが何かを、あるいは誰かがバズらせようとしてるのさ。実際に何かが起こるまでは、誰も真実を知ることはないんだ」。
ウルブズ(15勝34敗)は昨年12月に11連敗、現在は泥沼の12連敗中と、プレーオフ出場争いは厳しい状況にある。トレードデッドラインでロースターにメスを入れて、心機一転を図る可能性は十分あるのではないだろうか。