ホーネッツがマイケル・キッド・ギルクリスト、マービン・ウィリアムズと決別

キッド・ギルクリスト(左)とウィリアムズ(右)[写真]=Getty Images

キッド・ギルクリストはマブス、ウィリアムズはバックス行きが濃厚か

 2月9日(現地時間8日、日付は以下同)。シャーロット・ホーネッツは、マイケル・キッド・ギルクリストとマービン・ウィリアムズを解雇した。

 ホーネッツは直近10試合で1勝9敗。イースタン・カンファレンス13位(16勝36敗)で、プレーオフ進出のチャンスこそあるものの、今季限りで契約が満了する2選手と、シーズン途中に事実上の決別となった。

 『ESPN』によると、キッド・ギルクリストはダラス・マーベリックス、ウィリアムズはドラガン・ベンダーを解雇し、ロースターに空きを用意したミルウォーキー・バックスと契約する見込みだと報じている。

 キッド・ギルクリストは2012年ドラフト全体2位でシャーロット・ボブキャッツ(当時)が指名した生え抜きのスイングマン。198センチ105キロと頑強な身体を持ち、ペリメーターのディフェンスに定評がある26歳。

 キャリア平均25.1分8.6得点5.5リバウンド1.2アシストを記録しているキッド・ギルクリストだが、今季は12試合のみの出場で、平均13.3分4.0得点2.9リバウンドに終わっていた。

 一方のウィリアムズは、今季でキャリア15年目のベテランフォワード。今季を含めた計6シーズンをホーネッツでプレーし、平均27.1分9.7得点5.3リバウンド1.3アシストを記録。

 203センチ107キロのウィリアムズは、ホーネッツ加入後はフィールドゴール試投数の半分以上を3ポイントが占める“ストレッチ4”へとプレースタイルを移行。37.8パーセントという成功率で平均1.6本を沈めており、ディフェンスでも及第点以上の働きを見せる33歳は、優勝候補バックスに選手層の厚みと経験をもたらすことが期待されている。

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