キャリアハイの平均27.4得点を挙げるも、出場試合数は自己最少の20試合に
2月21日(現地時間20日、日付は以下同)。リーグの情報筋が『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者へ伝えたところ、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが右肩の手術を受けるため、今シーズンを一足早く終了することになったという。
昨夏プレーヤーオプションを破棄して制限なしフリーエージェントになったカイリーは、ネッツと4年契約を結んだものの、シーズンをとおして右肩の負傷に悩まされており、今季序盤に26試合を欠場。今年1月13日のアトランタ・ホークス戦から復帰したものの、2月は1試合のみの出場に終わっていた。
カイリーは今季、いずれもキャリアハイとなる平均27.4得点5.2リバウンドに6.4アシスト1.4スティール、さらには自己ベストのフリースロー成功率92.2パーセント(リーグトップ)を残したものの、出場試合数は自己最少の20試合でシーズンを終えることとなった。
今夏の東京オリンピックにおけるアメリカ代表のロースター候補にも選ばれていたものの、カイリーが夏にプレーする可能性も微妙というのが現状だろう。
イースタン・カンファレンス7位のネッツ(25勝28敗)は、カイリー離脱後の5試合で4勝を挙げてオールスターブレイクに突入。21日から始まる後半戦でも、スペンサー・ディンウィディー、キャリス・ルバート、ジョー・ハリス、ジャレット・アレンという昨季の主軸と、トーリアン・プリンスを加えたスターターで、2年連続のプレーオフ出場を目指すこととなる。