優勝に向けて課題克服を目指すレイカーズ
2月24日(現地時間23日)、ロサンゼルス・レイカーズはフォワードのマーキーフ・モリスと正式に契約。今季トレードデッドライン前から、レイカーズはウイングの補強を目指していると現地では報道されていた。攻守で貢献できるベテランのモリスの獲得成功は、レイカーズに大きな恩恵を与えることだろう。
晴れて1つの弱点を克服したレイカーズは、もう1つの課題点とされるハンドラーの獲得も引き続き模索している。『The Hoop Collective Podcast』にて『ESPN』のブライアン・ヴィントフォルスト記者は、今季メンフィス・グリズリーズへトレードされた後に解雇された、ディオン・ウェイターズのレイカーズ加入の可能性について以下のようにコメントしている。
「ウェイターズの答えはわからないが、レイカーズは先週に彼とミーティングを行った。球団は短期でウェイターズのワークアウトを行うと私は予想している。そして彼のコンディションを見定めるだろう。彼らはわずかでも得点ができるペリメータープレーヤーを必要としているからだ」
レイカーズはデッドライン直後にもフリーエージェントのJR・スミスとのワークアウトが噂されており、チームがここまで本格的に得点力のあるガード獲得を目指していることがうかがえる。いずれにせよ、3ポイントシュートからポストプレーまでこなせるモリスの加入でオフェンスのオプションは増え、ディフェンスでもよりフィジカル面が強化された。あとはメインハンドラーとスコアラーを務める35歳のレブロン・ジェームズの負担をなるべく軽減させることが、レイカーズが目指している改善点なのかもしれない。