ジョーダン以来の快挙達成のホワイト、驚異的な活躍を続けるザイオン
3月4日(現地時間3日、日付は以下同)。NBAは2月のルーキー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人賞)を発表した。
今季は10-11月、12月、1月と、3か月連続でケンドリック・ナン(マイアミ・ヒート)とジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)が独占していたのだが、2月の月間最優秀新人賞はコービー・ホワイト(シカゴ・ブルズ)とザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)というフレッシュな顔ぶれに。
イースタン・カンファレンスから選ばれたホワイトは、昨年のドラフト1巡目全体7位指名のガード。ホワイトは期間中にイーストのルーキーではトップとなる平均20.1得点に4.0リバウンド4.1アシスト1.0スティールと大活躍。
ブルズのルーキーとして月間平均20.0得点4.0リバウンド4.0アシスト1.0スティール以上を残したのはマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)以来初という快挙。ブルズのルーキーとして月間最優秀新人賞に輝いたのは、2015年3月のニコラ・ミロティッチ(現FCバルセロナ)以来初となった。
『Elias Sports Bureau』によると、1970-71シーズンにスターターとリザーブで統計を開始後、ホワイトはルーキーとして史上初となるベンチスタートで3試合連続30得点、3ポイント5本以上成功という快記録も成し遂げた。
一方、ウェスタン・カンファレンスでは昨年のドラフト全体1位指名のザイオンが選ばれた。2月はルーキートップとなる平均25.7得点に6.2リバウンド2.6アシスト1.0スティールにフィールドゴール成功率56.3パーセントをマーク。
3月2日のロサンゼルス・レイカーズ戦で自己ベストの35得点をたたき出した重量級新人は、現在11試合連続で20得点以上を記録中。10代のNBA選手として、当時デンバー・ナゲッツのカーメロ・アンソニー(現ポートランド・トレイルブレイザーズ/9試合)が樹立した記録を塗り替えている。