シーズン再開となれば8月まで無観客で開催、チーム施設の練習は個人のみ
新型コロナウイルスの感染防止のため、NBAは3月13日(現地時間12日、日付は以下同)からレギュラーシーズンを中断。当初は少なくとも30日間の中断とし、最短で4月中旬の再開予定と報じられていた。
ところが、ここにきて事態は一変。16日にリーグの情報筋が伝えたところ、NBAのシーズン再開時期としてリーグのオーナーやエグゼクティブたちが想定している理想的なシナリオは、6月中旬から下旬(無観客)。そして現在、8月まで試合を行うことができるアリーナを確保すべく、模索していると『ESPN』が報道。
さらに、チームの練習施設で選手が個人として練習することは可能としながらも、チームとしての練習は無期限で禁止に。これにより、選手たちはチームメートや友人たちと連絡を取り合うことはできても、チームとしてワークアウトに励むことは事実上、不可能に。
シーズンが6月中旬から下旬に再開された場合、プレーオフ、そしてNBAファイナルが終了するのは8月のため、もし「東京オリンピック2020」が当初のスケジュールどおりに開催となれば、NBA選手たちの参加は絶望的と言っていい。
もちろん、この先もパンデミック(世界的大流行)と化した新型コロナウイルスが終息しないのであれば、このまま今季は終了となるだけに、現時点で見通しは不透明と言わざるをえない。