憧れのレブロンについて語るクック
今シーズン、開幕から怒涛の快進撃を続けているロサンゼルス・レイカーズの一員として、ここまでプレーしているクイン・クック。今季はベンチスタートをメインに38試合に出場しており、平均10.8分で4.8得点1.1リバウンド1.1アシストを記録。ローテーションに常に組み込まれているわけではないため、コートに立つ時間も安定せず、出場しないゲームも今季は度々あった。しかしピックアップロールから見事なプルアップジャンパーを沈めるなど、自身の強みを限られた時間の中で発揮している。
そのクックはチームメートのレブロン・ジェームズとは過去に接点があった。レブロンがクリーブランド・キャバリアーズに帰還を果たした時、クックはキャブスと提携を結んでいるGリーグのカントン・チャージに当時所属。その時から地道に努力を重ねて、ハードワークに勤しむクックが印象的であったとレブロンは話している。そして現在は同じチームの仲間であると同時に、自身にとって憧れの存在であるレブロンについて、クックが以下のようにコメントした。『NBA』公式ツイッターアカウントが報じている。
「日常的に彼がコート内外問わず、どれだけハードな準備に取り組んでいるのかをこの目で見ているよ。彼のような人物から学べることがある。僕にとって憧れの人物であり、そして彼が兄のような存在になってくれたことは、僕にとって夢が叶った出来事だった。あらゆる助言をしてもらう上で、彼こそがベストなチームメートなんだ」
現在リーグは新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズンが中断となっている。しかし無事にシーズンが再開となれば、今後ポストシーズンに向けて、クックの限られた時間での活躍はより重要になってくることだろう。ゴールデンステイト・ウォリアーズでの優勝経験と、練習熱心なメンタリティを持つクック。どんな状況でも試合に出場できるように常に準備をしている彼ならば、きっとレイカーズに大きな貢献をしてくれるに違いない。