新型コロナウイルスによる危機の中、ウォリアーズGMが選手たちへメッセージ

ウォリアーズのマイヤーズGM(左)とカーHC(右)[写真]=Getty Images

マイヤーズGMが選手たちへメッセージ

 新型コロナウイルスの影響により、現在NBAではレギュラーシーズンが中断となっている。コミッショナーであるアダム・シルバー氏が再開に向けてあらゆる面で可能性を模索しており、感染拡大が収束に向かえば、リーグ側から今後の具体的な発表は訪れるかもしれない。

 アメリカではトランプ大統領が国家非常事態を宣言し、州によっては外出禁止令が発令された。しかし食料品の調達やペットの散歩、病院へ行くといったことではなく、不用意に外出をしてパーティーをしたり、学生が旅行へ出かけていることも報道されている。こういった人々が一体となって協力することが必要の中、ゴールデンステイト・ウォリアーズのボブ・マイヤーズGM(ゼネラルマネージャー)が、選手たちへ以下のようにメッセージを通達したという。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じている。

「ルールに従い、ひとりの人間であること。一般市民であること。地域社会の一員であること。自分の家族を思いやり、物事に優先順位をつけること。いずれまたバスケットボールに打ち込める時がやってくる」

 急速かつ爆発的な感染力を誇る今回の新型コロナウイルス。世界経済への影響も極めて心配されるが、マイヤーズGMの言うように、今は皆で協力してこの世界的な危機を乗り越えていきたい。

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