アデトクンボがポルジンギスを高く評価
今季リーグトップの53勝12敗の成績を誇り、優勝候補の1つと言われているミルウォーキー・バックス。そのバックスをけん引するのがギリシャの怪物と言われるヤニス・アデトクンボだ。現在25歳であるアデトクンボは、今シーズンは平均29.6得点13.7リバウンド5.8アシスト1.0スティール1.0ブロックを記録。昨季はシーズンMVPを受賞し、今季は2年連続でオールスターのキャプテンを務めるなど、スーパースターの領域へ足を踏み入れている。
身長211センチという抜群のサイズと、221センチというウイングスパンの長さで、非常にスケールの大きいプレーをするアデトクンボ。彼が一度レイアップのモーションに入ってしまえば、トランジションのダンクなど、フィニッシュを止めることは極めて難しい。だが彼と同様にサイズを活かしつつ、スキルとジャンパーを武器に戦う選手が存在する。ダラス・マーベリックスのクリスタプス・ポルジンギスだ。
現在レギュラーシーズンが中断されている中、アデトクンボはインスタライブを行い、配信中にポルジンギスについて言及。身長221センチ、ウイングスパン230センチ、さまざまな技術も兼ね備えている非凡な彼について、「素晴らしい才能の持ち主」と、アデトクンボはコメント。「コート上であらゆることができるんだ。彼は健康になって復帰を果たし、素晴らしい活躍をしている。ブロックショット、リバウンド、シュートを放つといったすべてをこなせて、味方がよりプレーしやすいように貢献しているよ」と、ポルジンギスを絶賛している。
近年のリーグにおいて、恵まれた体格を武器に試合を支配しているアデトクンボとポルジンギス。そのプレーの数々で多くのファンを魅了している2人だが、ポルジンギスもまだ24歳である。この先2人が全盛期を迎えた時、果たしてどのような活躍をしてくれるのか、非常に目が離せない。