2022.07.01
3月2日(現地時間1日、日付は以下同)に行われたシャーロット・ホーネッツ戦。ミルウォーキー・バックスは93-85で勝利し、連勝を6へと伸ばした。
連続100得点以上の記録は83でストップしたものの、こちらはNBA史上3位という快記録。そしてこの試合でヤニス・アデトクンボは36分未満のプレータイムで40得点20リバウンド5アシスト以上をマーク。『StatMuse』によると、1983年以降でこのスタッツを残した選手は史上初だという。
昨季のMVPアデトクンボは28本放ったショットのうち、17本を成功(うち3ポイントは4投中1本)、フリースロー7投中6本を沈めてゲームハイの41得点。さらに20リバウンド6アシスト1スティールの大暴れ。
マッチアップしていたマイルズ・ブリッジズは、第4クォーターにベースラインからターンアラウンドジャンパーを決めたアデトクンボについて、試合後にこう語っていた。
「あんなショットを決めてしまうと、彼をストップするのは難しくなる。あれはまるでダーク(・ノビツキー/元ダラス・マーベリックス)のショットだった。ほぼ7フィート(213センチ)の高さに加えてリリースポイントもすごく高いから、ブロックするのはタフなことだ」。
もっとも、こういったショットはアデトクンボが日々のワークアウトで身につけてきたもの。「放った瞬間にいい感触だった。僕は3年目からずっと練習してきたんだ。ときどき、いい感触をつかんでるし、自分のステップにいつも以上の気力を持ち込んでる。できるだけ高い位置から放ってるから、リングをくぐり抜けるといいショットだと思ってるんだ」と明かす。
アデトクンボとフロントコートでコンビを組んで2シーズン目のブルック・ロペスは「彼は毎日、練習に励んでる。1日に何回もね。だから彼がゲームでああいうショットを遂行するのを見るのは最高さ。すごくいいショットだったし、自然な感じだったね」と振り返っていた。
52勝8敗でリーグトップを独走するバックス。中でもアデトクンボは、先日ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)が『ESPN』を通じて「7フィート近いサイズで走ってダンクするだけならスキルなんていらないだろ」と批判されてからは激しさを増しており、ここ2試合で計73得点に33リバウンド、フィールドゴール成功率62.5パーセントと絶好調。
3月26日のロケッツ戦までこの勢いが続いたとしても、決しておかしくはないだろう。
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