2022.11.04
2018年のNBAドラフトにおいて、シャーロット・ホーネッツから1巡目全体12位指名を受けたマイルズ・ブリッジズは、ルーキーシーズンから着実に成長を続け、2021-22シーズンは1試合平均20.2得点7.0リバウンドと飛躍。名実ともに球団のエースとして、その役割を全うした。
現在、ブリッジスは制限付きフリーエージェントとなっている。複数のポジションをプレーできる万能性やリーグ屈指の身体能力は引く手数多で、他球団が大型契約を提示してきた場合ホーネッツはラメロ・ボールとの契約延長を優先し、マッチしない方針だと報じられている。
そんな最中ブリッジスがこの度、望ましくない事件を起こしてしまった。『TMZ Sports』の報道によると、同選手は今週水曜日、家庭内暴力の罪によりロサンゼルス警察に逮捕されたという。
地元当局いわく、被害者の女性はブリッジスとの口論の末ケガを負ったもよう。警察が現場に到着した頃にはすでにブリッジスの姿はなく、女性は治療が必要な状態だったとのことだ。
それからまもなく、ブリッジスは警察へと出頭。しかし、同選手は設定された保釈金13万ドル(約1750万円)を支払ってすでに釈放されており、翌木曜日には地元のジムへ行き、ワークアウトを再開しているという。
所属球団はブリッジス逮捕に関して「状況を把握しようと追加情報を集めている最中です。現時点ではこれ以上のコメントは控えさせていただきます」と声明を発表。また、『TMZ Sports』は選手関係者にもアプローチしたものの、本稿執筆時点で返答はないとしている。
強固なチームづくりの過渡期にある球団にとって、選手のオフコートにおける悪事は悩みの種だろう。ホーネッツの選手が今オフに逮捕されるのは、これで二度目のこと。6月中旬にはモントレズ・ハレルが5ポンド未満のマリファナ所持の容疑で逮捕されたばかりだ。
なお、両選手ともFAのため、現状は来シーズンもホーネッツのロスターにいる保証はない。いずれにせよ、NBAプレーヤーはバスケットボールファンの憧れの的だけに、法律だけは犯さないでもらいたいものだ。
文=Meiji
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