2022.07.19
今季6シーズンぶりのプレーオフ進出を目指すシャーロット・ホーネッツは、10月30日(現地時間29日、日付は以下同)を終えた時点で4勝2敗の好成績を残している。
このチームにはベテランのゴードン・ヘイワードや昨季の新人王ラメロ・ボールのほか、ケリー・ウーブレイJr.やメイソン・プラムリー、PJ・ワシントン、イシュ・スミスといった有能な選手たちがいる。
もっとも、昨季平均20.4得点でチーム得点王となったテリー・ロジアーは右足首を痛めたこともあってここまで出場わずか1試合で平均6.0得点。にもかかわらず、ホーネッツが勝率5割を上回る戦いを見せることができているのは、マイルズ・ブリッジズの活躍が最大の要因と言ってもいいだろう。
キャリア4シーズン目を迎えた23歳のフォワードは、ここまで6試合に出場して平均35.7分25.5得点8.0リバウンド1.7アシスト1.8スティールと大暴れ。
開幕週にイースタン・カンファレンスの週間最優秀選手に選ばれており、出場時間と得点、リバウンド、スティールでキャリアベストの数字を残している。
だが2018年のドラフト1巡目12位で指名されたブリッジズは、今夏にホーネッツと延長契約が合意に達しなかったため、今季終了後の22年夏に制限付きフリーエージェント(FA)となる。
『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者によると、ホーネッツがブリッジズへ提示した契約は4年6000万ドル(約67億8000万円)。決して悪くはないオファーに映るかもしれない。
とはいえ、フェニックス・サンズはミケル・ブリッジズと4年9000万ドル(約101億7000万円)で延長契約していることを考えると、総額3000万ドル(約33億9000万円)の開きがある。2人のブリッジズには血のつながりがあるわけではないのだが、マイルズにとってその差を埋めることはできなかったということなのだろう。
もしこのままブリッジズが現在と同等の成績を残すことになれば、来夏オファーを受ける契約は間違いなく巨額なものになる。はたして、ホーネッツは成長著しいフォワードをキープすることができるのか。今後の展開に注目していきたい。
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