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2022.07.25
デュラントは来季どのチームでプレーするのか？[写真]=Getty Images
7月1日（現地時間6月30日、日付は以下同）。NBAはフリーエージェント（FA）の選手たちとの交渉が解禁となったのだが、同時に衝撃的なニュースが飛び込んできた。
リーグ最高級の実力者ケビン・デュラントが、ブルックリン・ネッツへトレードを要求したというのだ。これはデュラントのビジネスマネージャーを務めるリッチ・クライマンが『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者へ伝えたことで明らかとなり、現在はショーン・マークスGM（ゼネラルマネージャー）がこの両者と共にトレード先を見つけるべく動いているという。
デュラントは2025－26シーズンまで巨額な契約が残っており、4年後には37歳を迎えるのだが、本人の移籍先の希望リストにはフェニックス・サンズとマイアミ・ヒートの2チームが挙がっている。ただし、ネッツ側はその2チームに限らず、最高の見返り（交換要員）を求めていると同メディアが報じている。
ネッツは28日にカイリー・アービングが来季契約（プレーヤーオプション）を行使して残留を決めたばかり。だがそのカイリーとデュラントは、その日からネッツ側とコンタクトを一切とっていないという。
デュラントは今季平均29.9得点7.4リバウンド6.4アシストを残したNBA史上最高級のスコアラーの1人。これまでのキャリアで新人王、優勝とファイナルMVPにそれぞれ2度、シーズンMVPに1度輝いており、得点王には現役最多となる4度も立ってきた。
来季終了後に制限なしFAとなるカイリーにもトレードの可能性が残るものの、それよりもデュラントがトレード要求して移籍が実現することを想像すると、リーグの勢力図をも変えると言っていいだろう。
はたして、デュラントは来季どのチームでプレーすることになるのか。現役引退後のバスケットボール殿堂入りが確実なスーパースターの動向から目が離せない。
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