2月下旬から背中の神経圧迫に悩まされてきたシクサーズのベン・シモンズが快方へ

2年連続でオールスターに選出されたシモンズ[写真]=Getty Images

ペイントエリアで得点を稼ぎ出す208センチの超大型ポイントガード

 今季2年連続でオールスターに選出されたベン・シモンズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)は、平均35.7分16.7得点7.8リバウンド8.2アシスト2.1スティールという好成績を残していた。

 ところが、2月下旬から背中の神経圧迫に悩まされ、8試合連続の欠場でレギュラーシーズン中断を迎えた。3月12日(現地時間11日)の時点でチーム側から3週間以内に再診断をする予定と発表されてから、約6週間が経過した4月22日、『ESPN』がシモンズの患部の痛みは「ほとんどなくなった」と報道。

 現時点で、NBAのレギュラーシーズン再開、あるいはプレーオフが行われるかは不透明ながら、もし再開されればシモンズがラインナップに復帰する可能性は高いと同メディアが報じている。

 キャリア3年目の今季、シモンズはレギュラーシーズンで初の3ポイントを沈めたものの、シーズン中断時点で成功数は2本、成功率33.3パーセントと、レパートリーに加えることまではできていない。

 ただし、208センチ104キロの超大型ポイントガードはトランジションで真価を発揮する選手であり、ペイントエリアでは厄介な選手の1人。高さと長さにフィジカルの強さも兼備するシモンズは、複数のポジションをガード可能なディフェンス力も持ち合わせている。

 オールスターガードのケガが長期化しなかったことは、シクサーズにとって朗報となったに違いない。

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