5月2日(現地時間1日、日付は以下同)より、NBAはいくつかの都市のチームにおけるトレーニング施設で、個人としての練習が解禁されることになった。
これは4月26日にリーグの情報筋によるものとして『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じたもので、あくまで個人としてのワークアウトであり、グループあるいはチームとしての練習は禁じられているという。
解禁されるチームのトレーニング施設は、ドナルド・トランプ大統領の発表を受けて自宅待機要請が解除されるアメリカ国内のいくつかの州となる。そのうちの1つ、ジョージア州では複数の業種で営業再開が許可される予定となっており、一定の選手たちはチーム側へジョージア州に行くべきか聞いている段階のようだ。ジョージア州アトランタにはホークスがあり、5月以降にホークスのトレーニング施設「エモリー・スポーツ・メディシン・コンプレックス」で複数の選手たちが交互にワークアウトを行うかもしれない。
ただし、同記者は「トレーニング施設が解放されるからといって、リーグがすぐに再開するわけではない」と報じており、アダム・シルバー コミッショナーも今後の展開について「早くとも5月にならないと話せない」と口にしていることから、この動きがシーズン再開に向けて前進しているとは言い切れないというのが現状となっている。