新体制のフロントに「彼らの仕事ぶりは経歴が物語っているよね。僕自身がどれだけワクワクしているか、言葉では言い表せないくらいさ」と期待
新型コロナウイルスの感染拡大を防止すべく、NBAがレギュラーシーズンを中断してから約2か月半が経過。現在は再開に向けて動き出しており、7月下旬にフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド内にあるWide World Sports Complexという敷地で7月下旬にスタートさせる案が有力となっている。
そんな中、シカゴ・ブルズは4月14日(現地時間13日、日付は以下同)にバスケットボール運営部門のエグゼクティブバイスプレジデントにアルトラス・カルニショバスが就任。これにより、ガー・フォアマン前GM(ゼネラルマネージャー)を解雇し、バスケットボール運営部門代表を務めていたジョン・パクソンは運営部のシニアアドバイザーへと異動。4月下旬にはフィラデルフィア・セブンティシクサーズでフロントを務めていたマーク・エバースリーが新たなGMとして就任することに合意したと『ESPN』が報道。
現在はジム・ボイレンHC(ヘッドコーチ)に代わる指揮官を探す方向へと傾いていると地元メディア『The Chicago Sun-Times』が5月26日に報じている。
キャリア3年目のフォワード、ラウリー・マルッカネンは、ブルズの新体制について「彼らの仕事ぶりは経歴が物語っているよね。僕自身がどれだけワクワクしているか、言葉では言い表せないくらいさ」と『ON TAP SPORTS NET』へ話していた。
そのマルッカネンは今季、右側の骨盤にストレス反応が出たことにより、今年1月下旬から15試合を欠場。ここまで50試合に出場しているものの、平均14.7得点6.3リバウンドは3シーズンの中で最も低い数字となっている。
だが今季終了後に延長契約の資格を手にするフィンランド出身の23歳は「僕はシカゴに残りたい。(ブルズとの)延長契約にサインしたいんだ。問題なんてないね。僕はこの街が大好きなんだ」と延長契約に向けてポジティブな反応を示していた。
新体制となったブルズは今後、新たな指揮官を招へいするのか。そしてコアメンバーとして期待されているマルッカネンは延長契約に合意するのか。今後の展開が気になるところだ。