現役最高のシューターの1人であるステフィン・カリー…華やかな活躍を支える陰の努力とは?

ウォリアーズのエースであるカリー(左)と指揮官であるカーHC(右)[写真]=Getty Images

カリーのストイックな一面を語るカーHC

 過去5シーズンにおいて、歴史的な強さを誇っていたゴールデンステイト・ウォリアーズ。5シーズン連続ファイナル進出、そのうち3回チャンピオンシップに輝き、圧倒的な強さで王朝を築き上げた。その中でもチームのスーパースターとして、そして現役最高のシューターの1人として世間に認知されていったのがステフィン・カリーだった。

 カリーが放つ長距離砲の数々はハイライトシーンとして残り、多くのファンを魅了してきたことだろう。現役選手の中でも一際目を引く存在であるが、その輝かしく華やかな活躍の裏には、誰よりも努力をしていることをウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が明かした。

『ESPN』のティム・マクメイナス記者によると、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のフィラデルフィア・イーグルスのテレビ会議に参加したカーHC(ヘッドコーチ)は、カリーのとあるエピソードをシェア。「私が彼から得た素晴らしい見本がある。それは練習後にステフィン・カリーが100本ショットを決めていること。フルの練習を終えた後にだよ」と語る。またカーHCは続けて、「そのシューティングとは、普段の練習終了後、さらにハードな練習をこなせるようにするためのもの。そしてスキル向上のために、よりバスケットに集中して専念するためのものなんだ」と説明した。

 これまでのカリーの素晴らしいプレーの数々を目にすれば、それこそが“ステフィン・カリー”だと思うシーンが多々あることだろう。だが今回カーHCが明かしたように、スポットライトを浴びない場面で彼がストイックに練習に打ち込んでいるからこそ、人々が知るコート上での彼のパフォーマンスを見ることができるのだろう。

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