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3月12日(現地時間11日)からこれまで、新型コロナウイルスの影響でNBAはシーズンが中断されてきた。しかしNBA理事会は8月1日(同7月31日)からプレーを再び行う競技フォーマットを承認。フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを会場にし、全30チーム中、22チームが集結する予定だ。
西と東とそれぞれのカンファレンスにおいて、プレーオフ出場圏内である上位8チーム、つまり16チームに加え、両カンファレンスの8位のチームと6ゲーム差以内に位置している6チームが参戦するとされている。この22チームは今シーズン再開に向けて7月1日(同6月30日)からトレーニングキャンプを行う予定とされているが、残された8チームに関しては、このまま完全にシーズン終了なのか、今後練習の機会を与えられるかどうかなどは不明確だ。
『The Athletic』によると、その8チームのうちの1つであるゴールデンステイト・ウォリアーズの指揮官、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が、この問題について言及。「1つだけ我々が関心を抱いていることは、リーグがミニキャンプを行う許可を我々にも与えてくれるかどうかだ。もしそうではないのだとすれば、バスケットボールをプレーしない8カ月は長い」とコメントしている。
またカーHCは、「ミニキャンプのようなものが行えることを望んでいる。リーグは何かしらの取り組みを行うことを許可してくれると考えている」とも話しており、「とりわけ22チームはプレーが許されていて、残りの8チームはそうではない。然るべき時がくれば、リーグが残りの8チームにもいくつかの練習の許可を与えてくれると、私は確信しているよ」とつづった。
リーグはシーズン再開に向けて大きな1歩を踏み出しており、非常にポジティブなニュースであることに変わりない。しかし一方で参戦しない可能性のある球団については、カーHCが述べたように、ブランクを開けないためにも何かしらの処置が必要になってくることだろう。
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