現地時間6月15日。リーグの情報筋から得たものとして、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、デトロイト・ピストンズの新GM(ゼネラルマネージャー)候補が3人へ絞られたと報じた。
一昨季終了後にバスケットボール運営部門代表兼ヘッドコーチ(HC)を務めていたスタン・バン・ガンディと決別後、ピストンズはここ2シーズンをエド・ステファンスキー(トム・ゴアズ オーナーへのシニアアドバイザー)がGM職を引き継いでいたものの、事実上の空席となっていた。
ピストンズは今季、ブレイク・グリフィンやルーク・ケナードら主力がケガに泣き、これまでペイントエリアで奮戦してきたアンドレ・ドラモンドを2月にクリーブランド・キャバリアーズへ放出したこともあり、イースタン・カンファレンス13位の20勝46敗(勝率30.3パーセント)と低迷。
本格的に戦力補強へ乗り出すことが予想されるピストンズの新GM候補に挙がっているのは、トロイ・ウィーバー、マーク・ヒューズ、ジェフ・ピーターソン。『ESPN』が最有力候補と報じたウィーバーは、オクラホマシティ・サンダーのエグゼクティブで、ヒューズはロサンゼルス・クリッパーズのアシスタントGM、ピーターソンはブルックリン・ネッツのアシスタントGMを務めている。
はたして、ピストンズのかじ取り役を任されるのは誰になるのか。今後の展開が気になるところだ。