2020.06.15

ケガから復帰を目指すブレイク・グリフィン…コンディションは「極めて良好」

左膝の怪我から復帰を目指すグリフィン[写真]=Getty Images
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膝の故障から復帰を目指すグリフィン

 今年1月に左膝の手術を受けたデトロイト・ピストンズブレイク・グリフィンは、現在復帰に向けてリハビリに取り組んでいる。昨季はプレーオフ1回戦でミルウォーキー・バックスと対戦し、その際に膝の痛みを抱えながらプレーを続行。結果的にシリーズ敗退となったが、グリフィンがコートを去る時、ファンは彼に拍手を送ることでその勇姿を讃えた。

 その後、左膝関節鏡視下の手術を行い、今季はケガから復帰したかと思われた。しかし今シーズンは18試合のみの出場に留まっており、平均28.4分の出場時間で15.5得点4.7リバウンド3.3アシストと、10年間のキャリアの中でも大きく成績を落とした。そうして今年改めて膝の手術を受けたことで、健康体でプレーできるようにコンディションを整えている。

 ピストンズの番記者であるオマリ・サンコファ2世記者によると、グリフィンはピストンズとの現在の契約が彼にとって最後になるとは捉えておらず、また自分自身が衰えたとは思っていないという。また彼は自身の体の状態が極めて良好であるとし、最近ではトレーナーと会ってトレーニングの強度を上げることについて話し合ったことを明かしたそうだ。

 グリフィンは今季を除いて残り2年の契約が残っており、最終年はプレーヤーオプション付き。移籍前のロサンゼルス・クリッパーズ時代に締結した高額な契約内容が1つ懸念点とされており、再建を視野に入れているピストンズが今季彼をトレードするのではないかという噂も現地では流れていた。過去には6回オールスターに選ばれ、リーグを代表するスラムダンカーとして認知されていたグリフィン。現在31歳で年齢的にはキャリアのピークを過ぎつつあるかもしれないが、ケガを克服して再びトップレベルのパフォーマンスを発揮してくれることに期待したい。

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