2020.01.10

ピストンズのケイシーHCがデリック・ローズを称賛「彼は真のポイントガード」

ブルズ時代と比べて、成熟したプレーを見せているローズ(右)[写真]=Getty Images
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チームが勝ち越せない中でも活躍するローズ

 1月10日(現地時間9日)の時点で、14勝25敗とイースタン・カンファレンスの10位に位置付けているデトロイト・ピストンズ。チームの主力選手であるブレイク・グリフィンが左膝の関節鏡視下創面切除を行い、無期限の離脱となったことでチームとしては厳しい状況が続いている。

 プレーオフに進出できるかどうかは不透明だが、今季新たに加入したデリック・ローズは開幕から安定したプレーを披露。かつてシカゴ・ブルズ時代のような爆発的なパフォーマンスは影を潜めたが、それ以上に落ち着いたスキル溢れる戦いぶりで、ファンを魅了している。

 成熟したプレーとともに、今季はクラッチショットをたびたび沈めているローズ。「デリックは真のポイントガードだ。彼は物事をコントロールする上でいい仕事をこなしている」と、ピストンズのドウェイン・ケイシーHC(ヘッドコーチ)は、『Bleacher Report』をとおしてコメント。「試合が厳しい展開になって彼の得点が必要になった時、彼はそれをこなしてくれる」と、今季平均17.5得点という彼のシックスマンとしてのスコアリングも評価している。

 現在31歳でありながら、新化を続けていくローズ。過去を克服し、新たな領域へ踏み出している彼の物語はきっとこれからも続くことだろう。

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