サンダーのエグゼクティブ、トロイ・ウィーバーがピストンズの新GMに就任

 6月19日(現地時間18日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーは、12年間所属したエグゼクティブのトロイ・ウィーバーがデトロイト・ピストンズの新たなゼネラルマネージャー(GM)として雇われたと発表した。

 リーグの情報筋が『ESPN』へ伝えたところによると、ウィーバーはピストンズと4年契約を結んだという。今後ウィーバーはピストンズのシニアアドバイザーを務めるエド・ステファンスキーと共に、バスケットボール運営部門を引っ張っていくこととなる。

 ピストンズの新GM就任を受けて、ウィーバーは「私は非常に高いレベルで競い合うためのピースを集めて、このチームを勝者へと構築していくというチャレンジに興奮しています」と声明文の中でコメントを残している。

 サム・プレスティGMの下、サンダーのフロントオフィスで働いてきたウィーバーは、リッチ・チョー(元ポートランド・トレイルブレイザーズ、シャーロット・ホーネッツ)、ロブ・ヘニガン(元オーランド・マジック)、マイケル・ウィンガー(現ロサンゼルス・クリッパーズGM)に次いで4人目のGMになる。同期間でサンダーよりも多くエグゼクティブをGMとして送り出したのは、サンアントニオ・スパーズのみと同メディアが報道。

 ピストンズは今季、イースタン・カンファレンス13位の20勝46敗(勝率30.3パーセント)でフィニッシュ。今季を含めた11シーズンでプレーオフに2度出場したものの、2008年を最後に勝利から遠ざかっている。ウィーバーがピストンズを再び勝てるチームへと引き上げることができるのか、注目していきたいところだ。

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