6月25日(現地時間24日、日付は以下同)。現地メディア『IndyStar』は、インディアナ・ペイサーズの選手たちが24日に新型コロナウイルスの検査を受け、マルコム・ブログドンが感染していると報じた。
今年3月上旬に左大腿四頭筋を断裂したブログドンは、シーズン中断期間で完治したことを4月下旬にチームの公式ツイッターへ報告していたのだが、5月下旬にジョージ・フロイド氏が死去したことを受け、人種差別問題に対するデモ行進へ参加した選手の1人となっていた。
チーム側のリリースの中で、ブログドンは「私は最近受けた検査の結果、新型コロナウイルスの陽性反応が出ました。今は隔離されています。調子は良く、回復に向けて順調に進んでいます。私はチームメートたちと共にオーランドで行われるシーズン再開、プレーオフに参戦するつもりです」とコメントを残している。
イースタン・カンファレンス5位のペイサーズはすでにプレーオフ出場を決めており、7月31日から行われるレギュラーシーズン8試合で、シード順を争うこととなる。
また、25日には、サクラメント・キングスのバディ・ヒールドとジャバリ・パーカーも新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たと『The Athletic』が報道。
ウェスタン・カンファレンス11位のキングスは、9位のポートランド・トレイルブレイザーズ、10位のニューオーリンズ・ペリカンズと共に8位のメンフィス・グリズリーズを3.5ゲーム差で追う展開で今季の第二幕を迎える。
特にヒールドはディアロン・フォックス(平均20.4得点)に次ぐチーム2位の平均19.8得点を挙げるスコアラー。もしこの男が参戦できないとなった場合、キングスは確実に戦力ダウンとなるだけに、今後の展開が気になるところだ。