イースト7位のネッツ、参戦辞退を決めたチャンドラーの代役としてアンダーソンと契約

ベテランフォワードのチャンドラーが第二幕の出場を辞退した[写真]=Getty Images

 6月29日(現地時間28日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツのウィルソン・チャンドラーがチーム側へ7月31日からフロリダ州で行われる今季の第二幕へ参戦しない旨を伝えた。

 チャンドラーはキャリア12年目のベテランフォワード。今季は35試合(うち先発は3試合)に出場して平均21.0分5.9得点4.1リバウンド1.1アシストを記録していた。

 するとチャンドラーは「チームメートたちと同行しないことを決断するのは難しいことだったけど、それよりも体調と家族の健康を優先した。この決断を理解し、サポートしてくれたネッツの組織に感謝している。私はオーランドで戦うチームを観て、彼らを応援していく」と『ESPN』へコメント。

 イースタン・カンファレンス7位のネッツ(30勝34敗/勝率46.9パーセント)は、8位のオーランド・マジックが0.5ゲーム差、9位のワシントン・ウィザーズが6.0ゲーム差で迫る中、プレーオフ出場をかけて“シーディングゲーム”(順位決定戦)としてオーランドで8試合を戦う。

ディフェンダーとして期待されているアンダーソン[写真]=Getty Images

 ケビン・デュラントカイリー・アービングに加えてチャンドラーの出場辞退が決まったネッツは、先日ガードのタイラー・ジョンソンと契約したことに加え、6月29日にはジャスティン・アンダーソンとも契約に合意したと『ESPN』が報道。

 これはアンダーソンの代理人を務める『Priority Sports』のマーク・バーテルスタインが『ESPN』へ伝えたことで発覚。アンダーソンは今季開幕直前にワシントン・ウィザーズから解雇され、Gリーグの2チームでプレー。その間、今年1月にネッツと10日間契約を結び、3試合に出場して平均5.7分1.0得点0.7リバウンドを残した26歳のスモールフォワード。

 198センチ104キロという恵まれた体格を武器に、ディフェンダーとして期待がかかる。ネッツでつかんだ今季2度目のチャンスを活かすことができるか注目していきたい。

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